森信三一日一語 9月21日
宮沢賢治
明治以後われらが民族に斯くばかり清し
き生命かつて生れしや
これの世にいのち短く生れ出でて永久
の光となりし君はも
<小註> 宮沢賢治の生まれは明治二十八年八月
二十七日で、森信三先生の生まれは同年九月
二十三日ですから、あまり差はなく、これを先生は
栄誉とさえ思っておられました。
10代のための人間学 [ 森信三 ]
声を出して読むのに、
欲しかったそうだ。
声に出して読むと言うことは、
実行することとは別のようだ。
実行して欲しいけど・・・。
10代の学びが人生の土台をつくる。
早くから人生態度を確立することが、
人生を生きる上での真の「秘訣」と言えるのです。
●目次
「人生」というもの/「立志」について/
「立腰」への努力/あいさつと返事の重要性/
場の浄めとしての「清掃」/
にんげんにはなぜ勉強が必要か/
「友情」について/「責任」はにんげんの軸/
「自律」とは自分に打ち克つこと/
「正直」は人間の土台〔ほか〕
●著者情報
森信三(モリノブゾウ)
明治29年9月23日、愛知県知多郡生まれ。
京都大学哲学科に進学し、西田幾多郎の教えに学ぶ。
大学院を経て、天王寺師範の専任教諭になり、
師範本科生の修身科を担当。
後に旧満州の建国大学教授に赴任。
50歳で敗戦。九死に一生を得て翌年帰国。
幾多の辛酸を経て、58歳で神戸大学
教育学部教授に就任し、65歳まで務めた。
70歳にしてかねて念願の『全集』25巻の
出版刊行に着手。同時に
神戸海星女子学院大学教授に迎えられる
人生二度なし [ 森信三 ]
人は何のために生きるかー
95歳で逝った不世出の哲人が、
人生を真剣に模索する人のために説く人生講話。
森信三一日一語
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