森信三一日一語 9月17日
仕事への熱心さ×心のキレイさ=人間の
価値。隠岐の学聖永海佐一郎博士が「人間
の真のネウチ」として立てられた公式です。
この明確な表現には心から敬意と讃嘆を
禁じ得ません。唯われわれ凡人としては、
「心のキレイさ」には到り得なくとも、
せめて「心の暖かさ」が望ましいと
思いますね。
<小註> 隠岐の生んだ無機化学の権威者
永海佐一郎博士と、森先生がご親交厚く、
実践人夏季研修を隠岐でも開催されました。
森信三訓言集
『修身教授録』の著者による幻の語録いまここに甦る。
森はその生涯から「人生二度なし」の真理を根本信条とし、
「全一学」という学問を提唱した。「全一学」とは、
・東西の世界観の切点を希求するもの
・宇宙間に遍満する絶対的全一生命の自証の学
・世界観と人生観との統一の学
など12項目以上の定義にもとづくもので、
要約すると「宇宙の哲理と人間の生き方を探求する学問」となる。
森はこれらの思想をもとに全国各地で
講演を行なうとともに自ら実践を重ね、
日本民族再生に大きく働きかけた。
森の理論は実践から生まれた具体的なものが主で、
「立腰」論はその最たる例の一つである。
「立腰」論とは「腰を立てる」の意で、
森はこれを「人間に性根を入れる極秘伝」としている。
人生二度なし [ 森信三 ]
人は何のために生きるかー
95歳で逝った不世出の哲人が、
人生を真剣に模索する人のために説く人生講話。
森信三一日一語
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